【後悔】ハムスターの爪切りで伝えたいこと。触れずにできる3つの爪伸び対策を紹介

体験談コーナー

こんにちは!藍野コウスケです。

あなたのハムスターさんの爪は伸びていますか?

伸びていても、本来はそれほど気にしなくてもいいのですが、

すごくひっかかれた感じがする

魔女みたいにCの形で伸びてる

と思ったら爪切りのサインです。

私が飼っているジャンガリアンハムスターのせんちゃん(1歳10か月、♀)の爪も、かなり伸びてます…。

家族になって1年以降、様々な方法で何度もチャレンジしましたが、

よく動くし、小さすぎるし、本っ当に難しい。

もっと早くから対策しておけばよかった、と後悔の日々…。

今回は、

  • 爪切りで後悔したことと伝えたいこと
  • ハムスターに触れずにできる爪の伸び対策3つ

をまとめました。

爪切りで後悔したこと

人馴れをさせなかった

爪切りは本来、私たち飼い主が愛ハムを抱っこして行います。

二人がかりで切ることもありますね。

抱っこ=人に馴れている

ことが大前提、というわけです。

性格にもよりますが、ある程度馴れている子ならおとなしくじっとします。

その「人馴れ」させることを、私はしてきませんでした。

その結果が、今に至ります…。

なぜ人馴れさせなかったかというと、

  • 過度なスキンシップはハムスターのストレスになる
  • 触りすぎると嫌われるんじゃないか
  • しつこいと噛まれるんじゃないか

と恐怖混じりだったからです。

だからと言ってシニア期に突入している今

「人馴れさせよう!」

なんてことは思っていません。

それこそストレスになりますし、慎重な飼育がより重要になってくる時期に、余計な負担は絶対にかけてはいけません。

ここであなたにお伝えしたいのは、

「お迎え~1歳」までの間に抱っこできるようになってほしい

ということです。

1歳頃から爪が伸びが気になってきます。

せんちゃんも1歳ごろから爪の伸びが気になり始めました。

若いほど元気もありますし、あなたに興味津々で寄ってきてくれるはずです。

おやつを上手く活用して、人の手は怖くないことを知ってもらいましょう。

回し車だけで自然に削れると思っていた

爪が自然に削れるアイテムに「回し車」があります。

ハムスターは夜行性で、一晩に約5km走ります。

「それだけ長い距離を走っていたら削れるだろう」

と思っていたのが間違いでした。

プラスチック製ではあまり効果がないと、お迎えから1年8か月後にやっと気づきました。

後半でご紹介しますが、プラスチック製より爪が削れる回し車があります。

現在はその回し車を愛用し、予備の分も購入しました。

大事な点は回し車以外にもあります。

「掘ること」で爪を削り、素焼き(テラコッタ)グッズで自然に研がせるのも、とても良い方法です。

テラコッタトンネルの上から二本足でジャンプするのが得意なせんちゃんは、後ろ足の爪の伸びが遅いように感じられました(笑)

ケガや病気のリスクが高まる

爪が長いと、毛づくろいや顔を洗っているときに皮膚や目を傷つけてしまいます。

傷ができてしまうと、違和感を気にしてさらにひっかいたり、同じ場所ばかり毛づくろいをします。

治りが遅くなってしまうのも無理ありません。

また、爪が長いとうまく歩くこともできなくなります。

ヒールを履いているような、不安定な歩き方になってしまい、最悪骨折してしまうこともあるのです。

爪が折れることもあります。

出血してしまったときは、

  • ティッシュで出血箇所を押さえる
  • 血が止まったらケージへ戻す
  • 回し車・ロフト付きハウス・おもちゃなどを撤去する
  • その日は部屋散歩しない

などの応急処置をしてください。

ハムスターも使える止血剤を持っておくと、万が一のときも安心です。

出血が止まらない場合はお医者さんに診てもらいましょう。

人間用の消毒液などはハムスターには合わないので、使わないでください。

ハムスターに触れずにできる爪の伸び対策

爪が削れる環境をつくる

爪が削れる環境とは、

  • 砂を思う存分掘れる
  • (走り回れる、床材を思いっきり掘れる)広いケージ
  • 部屋散歩

などがあります。

さらに、

  • 回し車で走る
  • 素焼きや木の飼育グッズを使う

が加わると、さらに効果が期待できます。

回し車はすでにお持ちだと思いますが、次に爪の伸びを抑える回し車をご紹介します。

飼育グッズを木製にする

爪の伸び対策グッズ①

木製の回し車

ペットショップではなかなか見かけませんが、ネットなら2000~3000円で買えます。

1週間ほど走ってもらったところ、爪の先端が丸くなりました

爪が短くなった、というよりは鋭さがなくなった、という印象です。

手の甲にせんちゃんの前足が触れたとき、刺さるような痛さはありませんでした。すごい。

爪の長さは変わりませんが、使わないよりはケガ防止ができ、安全性が高まります。

伸びすぎる前から使っていれば、一定のちょうどいい長さに保つことも可能かもしれません。

プラスチック製より重く回りにくい(軽い力では回らない)ので、ハムスターが走りにくそうにしていたら元の回し車に戻してあげましょう。

爪伸び対策グッズ②

木製のハウスやはしご

これらも爪研ぎに効果的です。

かじり木としても使えるため、ケージに置いて損はないです。

気を付けてほしいのは、梅雨や夏場の湿度でカビが生えないようにすることです。

雑菌で病気になってしまっては元も子もありません。

一日置きに予備の分と入れ替えて湿気を逃がすのもカビ対策になります。

衛生面には十分気を付けましょう。

軽石のおもちゃで遊んでもらう

爪の伸び対策グッズ③

軽石(セラミック)キューブ

軽石(セラミック)は、人間のかかとや爪のケアでも使われています。

つまり、削れる素材として優秀なのです。

ハムスターの歯が伸びるのを防ぐ効果もあり、楽しく遊んで爪や歯も削れる!

いいこと尽くめです。

せんちゃんは軽石キューブで10分ほど遊んでいたのですが、こちらも爪の先を丸くしてくれる効果がありました。

遊ぶ前はかなり尖っていて刺さりそうだったので、驚きました。

軽石を食べることはありませんが、思ったよりザラザラしています。

遊び続けると肉球などを痛めてしまう可能性があるので、ある程度時間が経ったら撤去しましょう。

まとめ

本来爪は、自然と削れるのが理想です。

木製の回し車やハウス、軽石や素焼きの飼育グッズを爪が伸びる前から活用したり、掘って爪が削れる環境をつくりましょう。

それでも、あまりにも伸びた場合は飼い主が切らなくてはいけません。

ハムスターが幼いうちから慣れてもらうこと、あなたが抱っこや保定を上手にできるようになることがスムーズに爪切りできるポイントです。

私のように爪切りで後悔しないことを願っています。

お読みいただきありがとうございました!

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