こんにちは!藍野コウスケです。
ハムスターの飼育の必需品、「床材」。
床材ってたくさんあって迷いますよね。
低価格なもの、アレルギーになりにくいもの…などなど。
私も最初はたくさん調べました。
中でも人気なのが「木製」と「紙製」の床材です。
この記事は、
- 木製と紙製の床材、それぞれのメリット・デメリット
- ハムスター飼育歴1年9か月の私が愛用しているおすすめの床材
について紹介します。
あなたのハムスターさんにぴったりの床材をみつけましょう!
木製の床材
メリット
まずは、木製の床材のメリットです。
- 安い
- 大容量のものが多い
- 爪が削れやすい
- 店舗での扱いが紙製より多いので手に入りやすい
などがあります。
ハムスターを飼うなら木製の床材のイメージが強いかもしれません。
たくさん掘って潜るには、たくさん床材が必要です。
安くて大容量タイプなら、ケチケチせずたっぷり床材を入れてあげられます。
その上、爪が自然に削れやすい点は本当にメリットです。
店舗でも取り扱いが多いのは飼い主にとっても嬉しいポイントです。
デメリット
このような点がデメリットです。
- 床材アレルギーが起こる可能性が高い、特にスギやマツは注意
- 鋭利な木くず・粉末・木製独特のにおいが気になる
- 飼い主がアレルギーになることもある
床材選びで一番避けたいのは「床材アレルギー」。
スギやマツなどの針葉樹は、特に値段が安い傾向にあります。
人間もスギ花粉に悩まされますよね…。
飼い主自身、木製の床材が合わない場合はそれ以外を選びましょう。
安いからと言って、何も調べずに使用してしまうと、ハムスターが病気になり取り返しがつかなくなることがあります。
しっかり調べてから購入してください。
床材アレルギー反応の特徴は、
- ハムスターがしきりに毛づくろいする
- 同じ場所をずっとかいている
などです。
新しい床材に慣れなくて毛づくろいを多めにすることもありますが、
- 皮膚が赤くなる
- 傷ができる
- 脱毛がみられる
等の場合は動物病院で診てもらいましょう。
また、床材アレルギーになりにくいのは「広葉樹」です。
私も一度購入したことがあります。
ですが、思っていた以上に粉末がすごい。
種類にもよると思いますが、ふるいにかけないといけないレベルです。
鋭利な木片も多少入っていました。危ない…。
購入したものの私が粉末に耐えられず、せんちゃんには使用することはありませんでした。
迷ったら実際に使っている人の口コミを参考にしましょう。
紙製の床材
メリット
続いて、紙製の床材のメリットです。
- 床材アレルギーが起こりにくい
- 白い床材は体調管理がしやすい
- 写真映えする
- 粉末が少ない
木製の床材で一番避けたい「床材アレルギー」のリスクが少ないのが最大の特徴。
紙製を選ぶ一番の理由といっても過言ではありません。
粉末も木製よりは少なく、人間にも優しいです。
また、木製の床材は大抵ベージュや茶色ですが、「白色」が選べる点も紙製にしかないポイントです。
体調管理がしやすく、出血やどこでトイレをしたのか一目でわかります。
また、白色は清潔感があり、写真映えします。(重要)
ピンクや青など、カラフルな床材もあります。
ハムスターの毛色によって床材の色を選ぶのもいいかもしれません。
デメリット
デメリットは次の通りです。
- 値段が高い
- ペットショップやホームセンターで売っていないものもある
- 爪が削れにくい
一番のネックは、木製よりも値段が高いこと。
最近だと紙製品の値上がりが影響し、ハムスターの床材も少し値段が上がったように感じます。
木製の床材と比べると、商品によりますが木製と同じ量でも2~3倍するものもあります。
たくさん床材を入れるとなると、私が使用している「ルーミィ60」で約1000円分床材を使います。
以前使用していたものは、同じ量でも2000円近かったので、安くなったほうです。
いかに紙製が高いかが分かります。
また、ペットショップなどで取り扱いが少なかったり、そもそも売ってなかったりします。
地方あるあるかもしれません…。
オンラインショップなら種類も豊富で、店舗より安く購入できることが多いためお得です。
木製の床材に比べて爪が削れにくいのも紙製のデメリットです。
また、爪が伸びると床材が爪に引っかかることもあります。
素焼きのトンネルやハウスをケージに入れたり、砂を思いっきり掘らせてあげるなど、日ごろから爪が伸びにくい対策を心がけましょう。
私が愛用している床材
現在、私が愛用している「心からおすすめできる」床材をご紹介します。
GEX ごきげん快適マット
1つ目は「GEX ごきげん快適マット」です。
上の画像は先日まとめ買いしたものです。
1㎏を一度に5袋買います。
初めて購入して以来、ずっと使い続けています。
「ごきげん快適マット」のおすすめポイントは、
- ほどよい硬さで掘りがいがある(ように見える)
- 硬くていい土台になる
- 粉末が少ない
- コーヒーフィルターと同じバージンパルプ(蛍光染料不使用)で安心
- 紙製の中では値段が安い
せんちゃんはよく潜るのですが、ごきげん快適マットを掘るとき「ガッガッ」としっかり掘っている音がします。
触った感触も硬く、重みもあるので気に入っています。
軽い床材のみケージに敷いていると掘り甲斐がないし、2~3日で厚みがなくなります。
もちろんごきげん快適マットも厚さは減りますが、つぶれて薄くなるより圧縮されるイメージです。
圧縮部分を潜れば厚みが復活するので個人的におすすめポイントです。
また、回し車をスタンドタイプで使用している飼い主さんにもぜひ使ってほしいです。
硬いので、本当にいい土台になってくれるんです。
やわらかい床材だと、すぐ傾いたりするので大変なんですよね。
ごきげん快適マットならその心配がなくなります。
粉末が少ないのも、ハムスター、人間、どちらにも優しいです。嬉しい。
開封してそのままザバーッでOK。楽!
市販のコーヒーフィルターと同じ素材なのも安心して使用できる理由のひとつです。
紙製の床材ではお財布にも優しいので、本当にありがたいです。
キッチンペーパー
「え?キッチンペーパーが床材?」
と疑問に思った人もいるかもしれません。
キッチンペーパーはとっても優秀な床材です!(断言)
その理由は、
- スーパーで買える
- 安い
- 手作りできる
- 体調管理がしやすい
- ハムスターが大好き
などなど、メリットがたくさんあります。
スーパーで買えてしかも安い、白色だから体調管理もしやすいなんて最強じゃないですか?
しかもハムスターはキッチンペーパーが大好きです。
せっせと頬袋に詰め込んで、入りきらない分は口いっぱいに加えて寝床に運びます。
この仕草がたまらなく可愛い。
私はごきげん快適マットを下に、キッチンペーパーを上に重ねて敷き詰めていますが、せんちゃんは99%キッチンペーパーを選びます。
ちなみに、ティッシュは床材にしてはいけません。
頬袋にティッシュが張り付いて取れなくなり、炎症を起こしてしまいます。
ハムスターはティッシュも好きなので、くれぐれもお気を付けください。
床材を変えるときの注意点
床材を変えるときは、
- 今の床材に少しずつ新しいものを混ぜる
- 過度にストレスを感じるようならやめる
など、負担をかけないよう気を付けてください。
アレルギーで全部床材を変えなければいけない場合は、もともと使っていたハウスなど、自分のにおいの染みついているものを入れてあげてください。
好物のおやつを与えるのも、気持ちを落ち着かせるいい方法です。
まとめ
木製と紙製の床材のメリット・デメリットとおすすめの床材を紹介しました。
- 大容量で低価格を重視するなら「木製」
- 床材アレルギーを避けたい、あなた自身が木製が合わないなら「紙製」
を選ぶと良いです。
ハムスターさんが安心して過ごせる環境を目指しましょう。
お読みいただきありがとうございました!
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